脳血管障害(脳卒中)
脳卒中について
脳卒中は死因のかつては死因の第1位を占めていましたが、最近はがんや心臓病が増加したため、死因の第4位になりました。
しかしながら
脳卒中の分類
脳卒中には大きく分けて、脳やくびの血管がつまる脳梗塞と、脳の血管から出血する頭蓋内出血があります。
出血があります。
脳梗塞とは
大きくわけて図のように3種類にわけられます。
- ラクナ梗塞
- アテローム血栓性脳梗塞
- 心原性脳梗塞
全脳血管障害の53-72% を占め、最近増加傾向にあります。
頭蓋内出血とは
比較的多い病気として図のような2種類があります。
脳出血
脳出血は脳のなかの様々な場所に出血します。原因は高血圧が多いです。症状は片方の手足がマヒすることが多く、診断にはCT[スキャンが有用です。
くも膜下出血
くも膜下出血の原因は脳動脈瘤破裂が最も多く、症状は激しい頭痛、嘔気、嘔吐が突然発症し、重症の場合は意識障害や神経症状が出ます。その場合すぐに担送、入院し、治療を受ける必要があります。
脳卒中の予防
脳卒中を予防するためには、図に示したように、高血圧や心臓病、糖尿病、高脂血症、肥満、たばこなど生活習慣病に対応することが重要です。
特に高血圧は脳卒中のリスク因子として重要で、適切な血圧に保つことにより、脳卒中になる可能性を減らすことができるとされています。
もの忘れと認知症
認知症と老化による、もの忘れとは違います。
認知症については下記ホームページがわかりやすく解説しています。
「相談e-65.net,認知症の基礎」